医療法人財団東京勤労者医療会

法人紹介

個人情報の取り扱いに関する基本方針

個人情報の取り扱いに関する東京勤労者医療会の基本方針

2005年3月11日
医療法人財団東京勤労者医療会 理事長 吉田 廣海

医療法人財団東京勤労者医療会(以下「当法人」とします)は、人びとの人権、プライバシーを最大限尊重する立場から、個人情報を適正、正確かつ安全に取り扱い、不当な流出、目的外利用から保護することを社会的使命と考え、以下のことを宣言いたします。

  1. 当法人は、個人情報の取り扱いについて職員が遵守しなければならない規程を策定します。この規程は、広く公衆に公開するとともに、絶えずよりよいものへの見直しを図っていきます。

  2. 当法人は、個人情報の収集・利用・提供について、当該個人の固有の権利(個人情報自己コントロール権)を尊重し、収集目的・使用範囲の限定を明示し、適切かつ安全な管理に努めます。

  3. 当法人は、個人情報の改ざん、破壊、紛失、漏洩などが発生しないように最大限の安全対策を実施します。

  4. 当法人は、個人情報に関する法令その他の規範等を遵守します。

  5. 当法人は、個人情報保護の重要性について、職員に対して教育啓発活動を実施するほか、各院所・訪問看護ステーションごとに個人情報保護の管理責任者を定め、適切な管理・監督体制を確立するとともに、苦情への対応を行う窓口を設置します。

  6. 当法人は、以上の活動について絶えず内容を見直し、改善に努めていきます。

患者様・利用者様の個人情報の取り扱いについて

2005年3月11日
医療法人財団東京勤労者医療会 理事長 吉田 廣海

1.

東京勤労者医療会(以下「当法人」とします)は、当法人が経営する病院・診療所・訪問看護ステーションで、患者様・利用者様の医療・介護サービスを最大限効果的に実践するという目的で、患者様・利用者様の個人情報を収集し、記録し、保管し、活用させていただきますのでご了承ください。なお、患者様の医療・介護サービスに必要な個人情報の収集・記録・保管・活用するにあたっては、サービスの提供を申し込まれた時点で包括的に患者様の同意が得られたものとして取り扱いますが、個別に同意できない事項がありましたら遠慮なく関係職員に申し出てください。また、いったん同意されたあとでも、その同意を取り消したり、一部修正したりできますのでその際は関係職員に申し出てください。

(1)個人情報の内容の例示は次の通りです。

  • ① 患者様・利用者様の主観的な訴え、これまでの病歴、家族構成など
  • ② 患者様・利用者様の身体に関する客観的な測定結果、撮影された画像、それらに関する従事者の所見など
  • ③ 診療・介護サービス提供の経過
  • ④ 各診療・介護サービス従事者の患者様・利用者様の状態に関する所見
  • ⑤ 医療費、介護費の支払いに必要な個人情報(保険番号、住所等)

(2)個人情報の当法人内での使用の例示は次の通りです。

  • ① 診療・介護サービス提供を効果的にすすめるための判断材料
  • ② 法令に基づく医療費の請求事務
  • ③ 法令に基づく伝染病等公衆衛生に関する届け出、通知
  • ④ 当法人職員の研修
  • ⑤ 当法人が受け入れている学生の実習、当法人以外の医療機関、介護機関等に属する研修生の研修。
  • ⑥ 病棟の管理、外来窓口の管理
  • ⑦ 法令に基づく公的機関の監査・監視
  • ⑧ 当法人の診療およびその他の業務の向上に資する目的で、個人情報には該当しない症例資料、統計資料等を作成する場合。
  • ⑨ 当法人の病院・診療所に対応する共同組織(代々木病院友の会など)や患者会への入会のお勧め。
  • ⑩ 個人が特定できない「匿名化」を施した症例・事例の情報を、当法人以外の学会発表や研修会の検討資料として利用する場合。

(3)個人情報の第三者への提供の例示は次の通りです。

  • ① 当法人以外の医療機関、介護サービス機関と連携して患者様、利用者様にサービスを提供する場合。
  • ② よりよい診療・介護サービス提供のため、当法人以外の医療・介護機関の医師、薬剤師等専門家の意見・助言等を得ようとする場合
  • ③ 検体検査など特定の専門的業務を当法人以外の機関に委託する場合。
  • ④ 医療事務、電子計算機業務などを当法人以外の機関に委託する場合。
  • ⑤ 当法人の病院・診療所に対応する共同組織(代々木病院友の会など)へのご入会をお勧めする場合。

2.

患者様、利用者様本人は、自らの個人情報の収集・使用のあり方について、自らの意思を表明する権利があり、私たちはその意思を尊重します。

(1)特定の第三者(家族も含む)からの情報収集を拒否することができます。

(2)特定の第三者(家族も含む)への情報提供を拒否することができます。ただし、法令等で医療・介護機関の義務とされる場合は例外とします。

(3)特定の個人情報の利用(研究・研修その他、直接本人の診療・介護サービス提供とは関係ないもの)を拒否することができます。

(4)個人情報の収集、使用のあり方について説明を求めることができます。

3.

患者様・利用者様の個人情報は基本的に患者様・利用者様のものであり、情報の開示、誤りの訂正・消去等を当法人に求めることができます。

4.

当法人では、各院所・訪問看護ステーションごとに個人情報管理責任者を定め、管理・監督の体制を確立し、個人情報の漏洩、破壊、改ざんを阻止するための最大限の安全対策を講ずるとともに、患者様・利用者様の苦情に対応する窓口を設けます。皆様のご意見等をお寄せください。

個人情報の利用目的・第三者提供についての詳細を説明する文書をご希望する場合は、各病院・診療所は受付に、訪問看護ステーションは職員にお申し出ください。

このページのトップへ