東京勤労者医療会 代々木病院 ヒューマニズムにもとづく医療・介護の実践
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代々木病院の医療福祉宣言
医療・福祉宣言
(私たちの理念)ヒューマニズムにもとづく医療・介護の実践

代々木病院の前身である代々木診療所は、戦後の荒廃した国土のなかで、地域住民の命と健康を守るために開設されました。
以来、はたらく人々・地域住民・障害者・高齢者の医療に力をつくし、被爆者医療・労災職業病・薬害問題などにも取り組みました。そのなかで、人権尊重の医療と、差額ベッド代なしなどの差別のない医療をめざしてきました。
この歴史をうけつぎ、私たちの理念を実現するために、以下のことを共同組織と一緒にすすめることを宣言します。

●基本方針
一、 患者・利用者さんの思いに共感し、人権を大切にした医療・介護を行います
一、 在宅支援型病院として地域に貢献します
一、 医療・介護の安全性と質を、チーム医療の力で向上させます
一、 地域の医療・介護のネットワークを広げ、安心して住み続けられるまちづくりに貢献します
一、 質の高いリハビリテーションの提供で患者さんの自立を支援します
一、 平和で社会保障の充実した社会をめざす活動をにないます
一、 活き活きとした職員の労働を基礎に、非営利協働の病院経営を打ち立てます

2003年11月 代々木病院
(2011年2月 改訂)

患者の権利章典
患者さんは、人権が尊重され、差別のない医療を受ける権利をもっています。また、医療は患者さんと医療従事者との信頼関係の上に成り立ち、協力、協同して作り上げていくものです。
私たち、患者さんの医療に対する主体的な参加を支援し、患者さんの立場にたった医療を実践していきます。ここに、患者さんと患者さんの役割を明示し、よりよきパートナーシップを築いていきたいと考えています。

◆患者さんの権利を守ります


■良質な医療を公平に受ける権利

患者さんは、誰でも差別されることなく、良質な医療を公平に受ける権利があります。

■個人の人格が尊重される権利

患者さんは、人格、価値観などが尊重され、医療従事者との信頼関係のもとで医療を受ける権利があります。

■十分な説明を受ける権利

患者さんは、病気、検査、治療などについて、理解できるまで十分に説明を受ける権利があります。

■治療方法を自ら決定する権利

患者さんは、治療方法などについて、自分の意見を表明し、決定する権利があります。

■診療記録の明示を求める権利

患者さんは、診療録の開示を求め、自分の受けている医療について知る権利があります。

■プライバシーが守られる権利

患者さんは、個人情報やプライバシーについて厳正に守られる権利があります。

◆患者さんの役割

■患者さん自身の健康に関する情報を正しく伝えてください。
■医療に関するご希望を率直かつ積極的にお伝えください。
■安全な医療をおこなうために本人確認などのお願いに、協力してください。
■他の患者さんの診療に支障を与えないように配慮してください。
■医療者を一緒に育てるお気持ちを持ってください。
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