精神科専門(シニア)研修医募集


若々しい心で
  諸君は次のような問いを発したことがないだろうか
「何故、彼女(彼)は私の方を振り向いてくれないのか。私は彼女(彼)を振り向かせることができないのか?」
「何故、世の中には不条理が満ちているのに、人々は変えられないのか、変えようとしないのか?。」
 それは、おもいきり抽象的に言えば、人間の意識・精神の有り様への問いである。
この問いに答えうるものは何か?
 直感的に言えば、人間の意識・精神が脳の働きによるものであるから、答えは脳のサイエンスに帰することができるのではないか。近年の脳のサイエンスの進歩は著しい。
 確かに、人間が恋をしたとき、その脳波がどうなっているか、どんな快楽物質が出ているかはサイエンスとしてとらえることができるであろう。しかし「恋」という経験が人間にとって持つ独自の意味それ自体は、決して脳のサイエンスで捉えられないことも直感的に理解できるであろう。
 精神医学はその接点となりうるものの一つではないかと考えてみたい。
 もちろん、精神医学は臨床医学であり、精神の病を治療することに第一の使命がある。
しかし、サイエンスの目で患者さんを治療しつつ、患者さんの語る価値観、自己意識の有り様に目を向けない精神科医もいないであろう。いや、そうしたものを考えながらでなくては治療もできないはずである。
 私たち、みさと協立病院精神科のベースの一つとなっている「生活臨床」でも、統合失調症の再発の契機となるものは「イロ(恋愛)、カネ(金銭問題)、名誉(地位や体面に関わる問題)」と言っている。
 戦前、精神医学者の呉秀三は「我邦十何万ノ精神病者ハ実ニ此病ヲ受ケタルノ不幸ノ外ニ、此邦ニ生レタルノ不幸ヲ重ヌルモノト云フベシ」と言った。まことに不条理なことである。残念ながら、今の日本でもうそうした状況は無いと言えない。我々は、精神医療のあり方、そして社会のあり方、即ち人々の意識のありようを考えずには、ほんとうに患者さんの立場に立った臨床は行えないのである。
若々しい心で精神医学に関心を向けている諸君。是非とも我々とともに学び、実践していこうではないか。

精神科専門(シニア)研修医募集要項

 

 みさと協立病院では協力型臨床研修病院として、初期臨床研修プログラムの中の精神科研修を行っています。
 また、当院では2年間の初期臨床研修終了後、精神科専門研修を行っています。

■みさと協立病院での精神科専門研修の特徴
1. 当院では’86年の精神科開設以降、精神科専門研修を受け入れ、30名近い精神科専門医を育ててきました。また、卒後の初期研修に於いても、毎年数名の精神科ローテート研修(3〜4ヶ月)を受け入れてきた実績を持っています。

2. 研修期間を3年として、精神保健指定医取得を目指します。

3. 総合病院精神科で外来医長を担える力量を獲得することを目標としています。
(1)疾病的には統合失調症、躁うつ病など内因圏の疾患をしっかり診療できることに加え、アルコール依存症、ストレス関連疾患、心身症、人格障害、老人性の精神疾患などあらゆる精神疾患に対応し得る力量の獲得を目指します。
(2)当院の特徴の一つとしてとして、個人療法のみならず、病棟やデイケアで集団力動的な治療と介入を実践できる臨床研修を行います。
(3)チーム医療を実践し、かつそのリーダーとして適切に行動しうる力量を身につけます。

4. シニア研修医として初期臨床研修医の指導にあたり、そのことを通じて一定の自らの臨床力量向上を図ります。

募集内容
募集人数 シニア 若干名
処  遇 常勤(正規)職員として採用
給与 ・給与… 当院規定による
・賞与… 年間3.0ヵ月(2004年度実績)
・研究手当… 25,000円
(その他諸手当は、常勤職員に準ずる)
・宿泊施設… なし   住宅手当・・・あり
・社会保険… 有(福利厚生は、常勤職員に準ずる)
出願手続き ・応募資格… 初期研修(ジュニアレジデント)終了後であること
・必要書類… 履歴書
研修開始日(入職日)   日程は相談で
応募連絡先

医療法人財団 東京勤労者医療会 みさと協立病院
〒341−0016 埼玉県三郷市田中新田中ノ割273-1 
電話:048−959−1811(代表)
医局担当 西館
アドレス mi_ikyokujimu@tokyo-kinikai.com




東京勤医会のHOMEへ戻る

東京勤労者医療会トップページへ
本サイト掲載の記事、写真等の無断転載を禁じます。
Copyright(c)2002, Tokyo kinrosha iryokai