所長メッセージ

事業所があるのはどんな地域ですか？

　多くの障がい支援事業所があり、その連携がとてもいい地域です。私は代々木本部とサテライトほんまちの管理を兼務しているのですが、そこはちょっと違いますね。病状が変化したときなど、医療機関だけでなく保健所、作業所などみんなで関わりを話し合い、点から線、面のケアに広げて支援することができるんです。
　渋谷・新宿は公園が多い地域です。嫌なことがあったら、広々とした公園を（ブツブツ文句を言いながら）自転車で走るんです。気分が晴れます。笑

訪問看護の魅力はどんなところですか？

　利用者さんと関わる時間が長いので、利用者さんと私の人生の物語の一部を共有している感じなんです。利用者さんが亡くなっても、次はその奥さんの訪問とか。10年以上の関わりの方もいます。訪問して「安心した」「ありがとう」と言ってもらえるのはやっぱりうれしいです。

スタッフとの関わりはどんなことを心がけてる？

　どんなに忙しくても嫌な顔をしない。職員が話しかけやすいことが大事だと思っています。スタッフから「感情コントロール美人」とほめてもらっちゃいました。管理を兼務しているので、事業所にいるときにどれだけいいコミュニケーションをとれるかが重要です。

どんな職場をめざしている？

　1人ひとりが安心して自分の意見を発信することです。そのためには、受け取る側もその心構えが大事です。それを意識的にしたいと思ってます。今話題の「心理的安全性」です。安全性が高いことが学びやモチベーション、そしてより良い看護につながると思います。

管理者としてチャレンジしていきたいことは？

　自法人には病院や診療所、訪問看護ステーションなどいろいろなフィールドがありますが、いかしきれていないと感じます。もっと病棟や外来と交流し、お互い協力しあう仕組みづくりをしたいですす。コロナ禍が落ち着いたらまずは病棟訪問をしようと考えています。